1990年台にMark Weiserの提唱したコンピューティングのあり方。
コンピューターと利用者の数が、
- 1つのコンピューターを複数人でシェアして使う(タイムシェアリング)
- 1人に1つコンピューター(パーソナル・コンピューター)
- 1人が1つ以上のコンピューターに囲まれる
というように変化していくことを見越して、Dynabookのようなナレッジ・ナビゲーター(共同作業するエージェント)ではなく、複数の小さな機能を持ったコンピューター(=環境)に囲まれて、ユーザーはそれを意識することなく生活する社会を提唱した。
英語圏ではUbicompとか言われることも。
Ambient ComputingやCalm Technologyといった思想の源流でもある。
ギブソンのアフォーダンス論にも多少なり影響を受けている(直接引用はしてないがアフォーダンスという言葉自体は頻繁に使われている)