notion

1990年台にMark Weiserの提唱したコンピューティングのあり方。

コンピューターと利用者の数が、

  1. 1つのコンピューターを複数人でシェアして使う(タイムシェアリング
  2. 1人に1つコンピューター(パーソナル・コンピューター)
  3. 1人が1つ以上のコンピューターに囲まれる

というように変化していくことを見越して、Dynabookのようなナレッジ・ナビゲーター(共同作業するエージェント)ではなく、複数の小さな機能を持ったコンピューター(=環境)に囲まれて、ユーザーはそれを意識することなく生活する社会を提唱した。

英語圏ではUbicompとか言われることも。

Ambient ComputingCalm Technologyといった思想の源流でもある。

ギブソンのアフォーダンス論にも多少なり影響を受けている(直接引用はしてないがアフォーダンスという言葉自体は頻繁に使われている)