学問というか、新しい知を生み出すためのコミュニケーションには議論をする上で信頼関係を構築した上で議論を進めた方がいい場面と、敢えて信頼しないほうが良い場面とがある。
諸々意見の対立があるにせよそれでもお互いにある程度のリスペクトがない状態では研究会や議論は開けない。
当然、分野の興味が近い人同士で意見の交換を進めすぎると、議論がタコツボ化するリスクがある。
それをしないための仕組みがブラインドでの査読だったりするわけだが、一方で査読はエキスパートの人同士の専門性を強化するための仕組みでもあったりして。