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陰極(酸化チタン)

酸化チタンペーストを作る。

教科書では

  • tio2 3g
  • 純水 7g
  • PEG 1g

今村さんいわく、最初はサラサラだが30分混ぜ続けるとペースト状になってくるらしい

材料

合計5/16.6  なので30.1204819 Wt% 濃度は合ってる

が、1時間半やっても全然クリーム状にならず。その後放置したのを見てみたら普通に沈殿していた

結局、

  • tio2 3g
  • AcAc 0.5g
  • PEG 1g

でまずネチネチの状態でしばらく練り、水 0.35gを加えて緩めた。

これぐらいでちょうどよかった(これでも比較的緩い)

ちゃんとナノサイズのパウダーを使うと水と混ぜるだけでも十分いいペースト状になるらしいとのことで、画材のチタン白の粒度が荒いのだろうか?

最終的な粘度を定量化するのがよいのかもしれない。

とりあえずこれをガラスアプリケーターで塗る。

ITOガラスはIPAで軽く拭き取り、メンディングテープで枠を作って塗布したら1回で奇麗に塗れた。

ホットプレート120℃で20分ぐらい加熱。

プログラム電気炉で、20℃/min上昇、500℃で一時間、そのまま常温になるまで放置(一晩)

染色

陽極の作成

ITOをもう1枚用意し、12B鉛筆で塗りつぶす。自分が使ったITOガラスは普通に書けたが、つるつるで全然かけないITOもあるらしい(表面の粗さ?)

今回は、エツミのナノカーボンインクペン、12B鉛筆、PolyCalmのカーボン導電塗料、BareConductiveの導電塗料の4種類を用意した。

誘電体の封入と封止

ただ挟んで間に誘電体を封入してもよいが、すぐ乾いてしまうので四隅をレジンや熱溶着フィルムなどで挟むといいらしい。

なので、TPUの薄いフレームを3Dプリントし、アイロンで溶着すればよいのではないかと考えた

誘電体にはヨードチンキをつかう。